病理組織細胞学

59 末梢血で過分葉核好中球がみられる場合に検査すべき項目はどれか。
1.鉄
2.鉛
3.葉 酸
4.フェリチン
5.エリスロポエチン

23 単一呼吸法によるクロージングボリューム測定で使用するガスはどれか。
1.酸素単独
2.酸素および窒素
3.酸素およびヘリウム
4.酸素および一酸化炭素
5.酸素および二酸化炭素

55 T 細胞性リンパ腫はどれか。
1.菌状息肉腫
2.濾胞性リンパ腫
3.Burkitt リンパ腫
4.Hodgkin リンパ腫
5.マントル細胞リンパ腫

86 検査材料の取扱いで正しいのはどれか。
1.寒冷凝集反応用の血液を4°Cで血清分離した。
2.免疫電気泳動用の血清を 56 °Cで 30 分処理した。
3.クリオグロブリン検査用の血液を4°Cで血清分離した。
4.直接 Coombs 試験用の血液を検査直前まで4°Cで保存した。
5.寒冷活性化のある検体の補体価測定に EDTA 加血漿を用いた。

39 酵素反応で正しいのはどれか。
1．非拮抗阻害では最大反応速度は変化しない。
2．拮抗阻害では基質濃度が高いほど阻害率が高くなる。
3．1次反応領域の酵素反応速度は基質濃度に関係なく一定である。
4．Michaelis-Menten の式は酵素量と基質濃度の関係を表している。
5．酵素活性の測定は酵素反応速度が酵素量に比例することを利用している。

40 グルカゴンによって促進するのはどれか。
1．糖新生
2．乳酸産生
3．糖の取り込み
4．グリコーゲン合成
5．遊離脂肪酸の取り込み

2 対策とその作業の組合せで誤っているのはどれか。
1．感染対策 ・・・使用済注射針のリキャップの徹底
2．災害対策 ・・・診療支援体制の構築
3．接遇対策 ・・・患者との疑似場面を設定した体験学習
4．検査過誤防止対策 ・・標準作業手順書の作成
5．医療事故防止対策 ・・インシデントレポートの作成

96 商用交流 100 V の瞬時値で最大電圧(V)に近いのはどれか。
1．100
2．120
3．140
4．170
5．200

82 検査と用いられる検査法の組合せで正しいのはどれか。
1．IgG 定量検査 ・・・二重免疫拡散法
2．梅毒抗体検査 ・・・間接蛍光抗体法
3．HCV 抗体検査 ・・・逆受身凝集反応
4．CD4/CD8 検査 ・・・化学発光免疫測定法
5．インターフェロン-γ 遊離試験 ・・毒素中和反応

7  46 歳の男性。主訴は腹部不快感。現病歴として、外国旅行中に加熱不十分の牛ステーキを食べ、帰国して3か月後、肛門周囲から条虫の肉厚の片節が1個ずつ分離して排出され、糞便中で動いていた。虫体の写真を別に示す。診断として考えられるのはどれか。
1．多包条虫症
2．単包条虫症
3．無鉤条虫症
4．有鉤条虫症
5．日本海裂頭条虫症

76 Mycobacterium 属でⅠ群はどれか。
1．M. abscessus
2．M. avium
3．M. fortuitum
4．M. kansasii
5．M. tuberculosis

36 日本臨床化学会勧告法で、ヘキソキナーゼとグルコース-6-リン酸脱水素酵素の共役により測定されるのはどれか。
1.CK
2.AST
3.ALP
4.γ-GT
5.アミラーゼ

78 リジン脱炭酸試験および硫化水素産生が陽性を示すのはどれか。
1.Citrobacter freundii
2.Escherichia coli
3.Proteus mirabilis
4.Salmonella Typhi
5.Serratia marcescens

36 血清蛋白泳動分画を別に示す。この患者の血清中に増加が考えられるのはどれか。
1.アルブミン
2. α1 -アンチトリプシン
3.リポ蛋白
4.トランスフェリン
5. IgG